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鹿児島薩摩義士碑 常夜燈

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写真: 鹿児島薩摩義士碑 常夜燈

写真: 鹿児島薩摩義士碑 全景

鹿児島 薩摩義士碑にて。宝暦治水薩摩義士常夜燈。
機関誌「薩摩義士」(創刊号)によると
「...高さ5米の堂々たる石燈籠である。この常夜籠は大正十四年(1925)に私学校跡交差点堀端に建立されていたが昭和五十四年(1979)現在地に移設された。この碑は垂水市出身園田才治氏(故人)(*1)が建立奉納されたが、碑文「義烈泣鬼神」は右側に刻まれている。この碑文は在京の東郷平八郎元帥に懇願して書いてもらったものである。碑の後正面には次の漢詩が刻まれている
  懐薩摩義士
 治水成功答主恩 良田幸免化荒田
 豈唯一死全忠節 長見濟民慶澤存
碑の右側面
 義烈泣鬼神 元帥伯爵東郷平八郎書
碑の左側面
 大正十四年(一九二五)十一月 園田才治 建之
碑の正面
 宝暦治水薩摩義士常夜燈 謹刻 飯田清三 」

(*1)「かごしま文庫59 宝暦治水・薩摩義士 坂口達夫著」によると、「鹿児島市樋之口町出身で大阪浪波商会主の園田才治氏はかねて義士顕彰のため、義士記念碑前に何かの施設を寄付したいと、上野篤氏を介して申し出...」とあります。上野篤氏は当時の鹿児島市長。

付記
 私の「鹿児島薩摩義士碑 風景の記憶」の写真コメント内でのリンク先の昭和42年の写真にはこの常夜燈はないようです。

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