節木増(能面)(シミ有り)in 尾道工芸展
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節木増(ふしきぞう)(能面)(シミ有り)in 尾道工芸展(正)
間違えて、「シミ」を消除(レタッチ加工)してしまった画像はこちら(↓)。
http://photozou.jp/photo/show/222082/220978495
この「シミ」はただの「シミ」ではなかった‥‥!!
この「シミ」にこんなに値打ちがあろうとは、予想外の想定外で意外や意外、びっくりしました。
昔、いつか、TVでこの話、一度聞いたことがあるような気もしますが‥‥幽(かす)かな記憶です。
■節木増は増女(ぞうおんな)のことですが、この面を製作する時、たまたま節のある檜を使った為に、
鼻の左側の付け根から、「やに」がにじみ出て「うす青いしみ」になったもので、
通常なら塗りなおす訳ですが、面の仕上がりがすばらしかった為、そのままにし、
節木増(ふしきぞう)という一つの形を形成するまでに至った、と言われています。
(ただし、この面はその上に 仕上げ色を塗ったものです。)(HPより抜粋)
■なるほど、そういうことか。
確かに、木の節の切断面からは「やに」(松ヤニのような粘い琥珀色の樹液)がよく滲み出すんですよね。
面の仕上がりは素晴らし過ぎるぐらい素晴らしかったが、節のある(悪い)ヒノキ材をたまたま使っていた
ため、小さな重大な「シミ」が発生し、稀にみる最高傑作が台無し状態となり、とても困ってしまったと
いう話ですよね。
確かに、こういうことって、実際によくあることなんでしょうね、よく経験することだと思います。
写真加工の現場でもよくありそうな気がします。電線とか、電信柱とか‥‥^^
「北国の春」の大ヒットを飛ばした千昌夫の額の中央には大きな黒子(ほくろ)がありますが、節木増の鼻
の付け根に意味深なシミがあるのは、千昌夫の額に大きな黒子があるのと似ていて、額に黒子の無い千昌夫
は千昌夫ではありませんよね。
だから、シミがあるから価値があることになり、シミこそ傑作の証拠、シミの無い面ははただの凡作という
ことになってしまうようであり、シミのあるほうに人気が出て、贋作問題なども発生しそうな話になりそう
ですよね。実際、現実問題として、その後どういう展開になったのか、その詳細・経緯が知りたくなるのは
私エージローだけではなさそうな気がします。
【増女(ぞうおんな)】
http://www13.ocn.ne.jp/~sengoku/gallery_zoonna.html
【能面 節木増(ふしきぞう)】 ← 不思議そう(ふしぎそう)、ではなく。
https://nohmask21.com/fushikizoh.html
☆拡大してご覧頂けたら嬉しいです。(絵をクリック、ここへ戻る場合も絵をクリック)(^.^#)
【参考】
(1)エージローの大自然のアルバム(1)スライドショー
http://photozou.jp/photo/slideshow/222082/840340?photo_id=22573474
(2)エージローの公開アルバムスライドショー
http://photozou.jp/photo/slideshow/222082/712990?photo_id=22079848
<竜王山(三原)パノラマ夜景>
http://ww4.tiki.ne.jp/~mmurakami/setoy/hiro_east/ryuoh2x.html
(3)エージローの写真コミュニティー「日本の四季の移ろい」
http://photozou.jp/community/show/1751
(4)エージローの投稿写真一覧(フォト蔵)
http://photozou.jp/photo/top/222082
<エージローの楽天ブログ>
http://plaza.rakuten.co.jp/greenfesta06
http://plz.rakuten.co.jp/greenfesta06 (携帯)
アルバム: 大自然のアルバム(1)
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