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両手を広げて春を呼ぶ〜♪ シュンラン(春蘭) ラン科

写真: 両手を広げて春を呼ぶ〜♪ シュンラン(春蘭) ラン科

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シュンラン(春蘭)ラン科

春に咲く野生蘭のことからで名前が・・

別称:「ジジババ、爺々婆々」「ホクロ、黒子」、ハクリバーサ、ズンドババ、此方では、ジンジーバンバー、ハックリバーサンなど・・

意味:爺婆とは花の花弁の赤い所を顔のシミや「ホクロ、黒子」に見立てたり・・

サイハイランの方言である「ハクリ」がシュンランの方にも移り、「ハックリバーサ」

早春に咲き爺婆とは一つの花に両方が備わり縁起がよいこと・・

他には花上が婆さんの「ほっかぶり、欲被り」に花花弁を爺さんの「ヒゲ、髭」に見立てたり

花の蕊柱を男性器に、唇弁を女性器になぞらえて、


※江戸中期の「物類称呼」に「畿内でホクリ、播磨でホクロ、四国でエクリ、東国でハクリ」とあり、一説として、アカギレ治療薬として利用されるサイハイラン(方言ハクリ)の名に由来するとある。サイハイランは、花の時期に根茎を採取しよく煮て柔らかくし、十分に練って乾し固め、その表面を削って粉としたものに水を加え、これをヒビ、アカギレの患部に塗った。シュンランは地下茎を粉末にし、これを飯粒に混ぜて練り合わせたり、あるいは焼いたりしたものを、布に包み絞って出た粘液をヒビやアカギレに塗布した。このように、ヒビ・アカギレの特効薬としての用途や用法が両者共通している上、花をつけたサイハイランに比べると、シュンランの方が個体数がはるかに多く手に入りやすいところから、いつしか、シュンランがヒビ・アカギレの民間薬としてのお株を奪い、それにつれて、サイハイランの方言であるハクリがシュンランの方にも移り、やがて転じてホクロになったという。

タグ: シュンラン

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  • ☆トミー

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    2016年3月16日 20:05 ☆トミー (47)

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