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2019_0623_121706 梶取信号所

写真: 2019_0623_121706 梶取信号所

写真: 2019_0623_121806 草生した単線区間 写真: 2019_0623_120225 海が見える。

加太線の梶取信号所
駅のない行き違いだけのための「信号所」は都会では今では珍しいのではないでしょうか。
行き違いがない場合でもこちらから進む電車はわざわざ左側の待避線を通って行きます。

行き違いに限らず、線路の分岐があって進路を示す信号設備(ルートシグナル)があり、旅客や貨物乗降も取り扱うところを「駅」といいます。
同じ機能でも乗降の取り扱いのないところを「信号場」と言います。(呼び方は事業者によって信号所のところもありますが法令では信号場)
駅名と違ってお客さんの目に触れないので名前が知られていませんが、
例えば阪急京都線の相川駅と正雀駅の真ん中にある車庫の出入り口は「東吹田信号所」、京阪の萱島駅と寝屋川市駅の中間で複々線が複線になる地点も「寝屋川信号所」と、乗降はないが駅と同格の施設と見做されています。

一方一般には「駅」と呼ばれていますが、線路の分岐はなく前を走る電車や時刻を見て停まれ・注意して進め・進めなどを示す出発信号(スピードシグナル)だけのあるものは法令上は「停留場」になります。例えば京阪の寝屋川市駅は一日6万人の乗降がある大きな駅ですがホ−ムは上下1本づつの向かい合わせだけで待避線も上下の渡り線もなく、運転機能的には停留場にすぎない、といったことになります。

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