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らーめん@田中商店ダイバーシティ東京プラザ店・江東区青海

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写真: らーめん@田中商店ダイバーシティ東京プラザ店・江東区青海

写真: 魚介牛骨つけ麺・中@香味徳大塚店・豊島区大塚 写真: しょうゆらーめん・洛@しゃかりきmurasaki・京都市下京区

博多長浜らーめん 田中商店ダイバーシティ東京プラザ店
  江東区青海1-1-10 ダイバーシティ東京プラザ2階フードコート「東京グルメスタジアム」内

 田中商店は「くさい、かたい、うまい」 をモットーにしたトンコツラーメンの人気専門店だ。足立区にある本店は、最寄駅のつくばエキスプレス(TX)六町駅から歩いて15分はかかる上、営業開始が夜の6時と訪れるにはハードルがかなり高い。そんな訳で一度しか行ったことがないが、最近、お台場に昼間も営業している支店があることを知った。ただ、コロナ禍のために、出店している複合商業施設全体が臨時休業になるなど、ここしばらく訪れにくい状態が続いていた。しかし、9月末で緊急事態宣言が解除され、営業日に気を配ることなく訪れることができるようになった。お店は、前述した複合商業施設の2階の、10数店が出店しているフードコートの一角にある。ちょうどお昼時だったが、平日の上、小雨が降る生憎の天気だったためか座席は半分も埋まっておらず、ゆっくりと食事を取ることができる。お店の窓口で最もシンプルなメニューを頼むと、フードコートには付き物の呼び出しブザーは渡されず、「横にずれて待ってて欲しい。すぐにできるから。」と言われた。さすがは長浜ラーメンだ。なお、値段は850円と本店よりも100円以上高いが、まあこういう所だから仕方ないだろう。
 麺は定番のストレート細麺。福岡から送られてくるそうだ。麺の茹で加減をバリカタで頼んだので、コツコツとザクザクが入り混じったような低加水麺らしい硬い食感が小気味よい。スープは、レンゲですくって直接口に運ぶ限りは感じなかったが、麺を啜るたびにはっきりとした獣臭がセットで付いてくる。別にこういうものだと思っているので全く気にならないが、慣れていない人なら逃げ出したくなるかも。本場の味わいに近いあるいは同等な証拠だが、間違いなく食べ手を選ぶ一杯ではある。スープ自体はトロンとしてポタージュスープのよう。旨味が強く、まったり濃厚だが油っぽいわけでない点も似ている。ただし、繰り返しになるが臭う。途中から、刻みニンニクや激辛辛子高菜、紅ショウガを適宜加え味変を楽しんだ。チャーシューは脂身を切り落としたバラ肉が2枚。東京で食べるいわゆる博多トンコツ系では類を見ないくらい分厚くてビックリ。また、口に運ぶと、その厚みも相まってハムに近い味わいに2度目のビックリ。帰宅後調べると、特製釜で炙り焼きしたものだそうだ。どうりで。また、博多トンコツには欠かせないせん切りキクラゲも量が多く、これは嬉しい。あとは、博多万能ねぎかどうかは不明だが木口切りの小ネギがこれも多めに載る。
 フードコートのため、味変用の辛子高菜等は受け渡しコーナーにしか置いてなく、ラーメンを受け取る前にあらかじめ小皿に取り分けておかなければならない、替玉を頼む時は、その度にお店に行って頼み、茹で上がったら皿を持って席に戻るなど普段と勝手が違い過ぎる。長浜ラーメンはフードコートに向いていないと判断し、泣く泣く替玉(120円)は諦めた。

・お気に入り度:〇+

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