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塩生姜の逆襲〜暴君背脂〜@塩生姜らー麺専門店MANNISH淡路町本店・千代田区淡路町

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写真: 塩生姜の逆襲〜暴君背脂〜@塩生姜らー麺専門店MANNISH淡路町本店・千代田区淡路町

写真: 鶏節醤油麺・味玉@noodle art gallery Ryota Tezuka・中央区水天宮前 写真: 旨味重ね手揉み中華そば@北千住煮干中華蕎麦かれん・足立区北千住

塩生姜らー麺専門店MANNISH淡路町本店
  千代田区神田司町2-2-8 マガザン神田1階

 先週の土曜日に、YouTuberのSUSURU(ススル)氏とのコラボ企画として100食限りでタダ(0円)で提供されたものと同名のメニューだ。当日は11時からの提供で整理券配布は9時からなのに、8時前には100名に達してしまったとのこと。そんな状況だったため、食べられなかった多数の方のためにゴールデンウィーク中の限定メニューとして、盛付けは変わるが味は同じものを提供するとTweetされていた。月曜日の11時半にお店に着くと、珍しいことにカウンター席の後ろ、券売機とお店入口の間に4人が待っていた。その列と客席の間をすり抜けて小型券売機で標記限定メニューのボタンをポチっとな。1200円。一旦店頭に出て席が空き列が進むのを待つ。それでも数分で座ることができ、さらに待つこと数分で配膳された。
 配られた丼を見ると、丼を覆い尽くすほど大きなバラ肉ロールチャーシューが2枚、その下にモヤシが、上にはブツ切りに近い木口切り白ネギが載っている。添えられている塩味玉はポイントカードを提示した者だけへのサービス品だ。土曜日のイベントではチャーシュー1枚とネギだけだったようで、商品として有料で販売するに当たって具材を少し充実させたのが盛付けの変更ということだろう。麺はいつものストレート中麺。適度な歯応えがあることまでは分かったが、麺にドロドロのスープがたっぷりと絡み付いていて麺自体の食感が非常に捉えづらくなっていた。スープは多量の背脂と少量の植物性油の混合物のようなもので、果たしてこれがスープと呼べるかは甚だ疑問だ。SUSURU氏によれば「コテコテではなくコッテコテの背脂たっぷりのラーメン」とのことだが、背脂たっぷりという段階を超えている気がする。今から4年前に食べた「背脂全部@極旨背脂ラーメン612・姫路市(http://photozou.jp/photo/show/3181738/260378469)」とほぼ同じレベルに思える。ただ、油っぽいだけではなくしっかりした味わいがあるので、MANNISH自慢の塩味鶏清湯で背脂に味付けをしっかり施してあるのか、あるいは濃縮した塩味鶏清湯を気付かない程度に混ぜているのかどちらかだろう。この一杯には、熊本産きな生姜がガツンと効いた鶏の旨味十分で醤油がほんのり香るスープが付いてくる。配膳された際は、「ラーメンなのに、それとは別にスープがどうして付いてくるのだろう?」と怪訝に思ったが、何口かラーメンを食べたら、このスープで口中をさっぱりと洗い流せということと理解した。そういう意味では、このラーメンにこのスープは必須だ。背脂入りスープと呼ぶよりは背脂スープの方が的確だろうが、そのスープと脂身たっぷりのチャーシューを食べ、飲み続けていると、味わいに途中で完全に飽きてくる。だが、小丼のショウガスープと、トッピングのモヤシ及びネギのお陰で何とか最後まで食べ切れた。量的には何らの支障もないが、やはり味わいが単調なのが問題だ。
 退店時、店長さんから「大丈夫でしたか?」と聞かれたので「スープが付いてくる意味が分かりました。」と返した。決して嫌いな部類の一杯ではないが、これを食べるなら体調を整えて行くに越したことはないだろう。ラヲタならコッテコテ、ギタギタ越えの一杯を記念に味わっておくべき、かも?

・お気に入り度:〇

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