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寿福寺(鎌倉市)

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写真: 寿福寺(鎌倉市)

写真: 寿福寺(鎌倉市)中門 写真: 寿福寺(鎌倉市)総門

mixi記事貼付――2011年12月05日 14:22
11.12.02.
●鎌倉五山第三位 亀谷山 金剛寿福禅寺――
(きこくざん こんごうじゅふくぜんじ)
通称、寿福寺。
北条政子開基。栄西開山。源頼朝が没した翌 正治2(1200)年創建。
本尊 釈迦如来。
寿福寺には2世退耕行勇をはじめ、心地覚心、円爾(弁円)、蘭渓道隆、大休正念など、多くの名僧が入寺している。鎌倉の禅宗文化を考える上で、重要な存在と言える。
ここは奥州に向かう源頼義が、必勝祈願をしたといわれる源氏山を背にした、源氏家父祖伝来の地。
また、この地に頼朝の父源義朝の旧邸があり、治承4(1180)年、初めて鎌倉入りした頼朝は、ここに館(幕府)を構えようとしたが、すでに岡崎義実が堂宇を建て義朝の菩提を弔っていたこと、土地が狭かったことなどから、当初の計画を変更したという経緯がある。
創建当時は七堂伽藍を擁し、14の塔頭を有する大寺院だったが、宝治3(1247)年の火災、正嘉2(1258)年の火災で一宇残さず焼失してしまった。
この復興は、伝実朝墓五輪塔などの存在から、南北朝時代と考えられている。

総門、中門、仏殿、庫裏(くり)、鐘楼などが建つ。仏殿は寛文4(1664)年の再建。
境内裏手の墓地には、陸奥宗光、高浜虚子、大佛次郎などの墓があり、
さらにその奥のやぐら(鎌倉地方特有の横穴式墓所)には、北条政子と源実朝の墓と伝わる五輪塔がある。
なお、総門から中門までの参道と裏山の墓地は公開されているが、中門から内側の境内は一般公開されていない。

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