中華そば（並）＠新福菜館秋葉原店・千代田区秋葉原

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新福菜館秋葉原店
　　千代田区神田和泉町1-3-17　コータロービル１階

　本店は京都駅近くにあって、隣の本家第一旭本店と共に朝から行列ができる人気店として知られる。たぶん、そこのＦＣ店として23区内に３店舗あるうちの一つ。平日の11時半頃に訪れると、座席は半分も埋まっていなかった。新福菜館は中華そばのみならず焼飯も大人気で、その両方を頼む客が多いため、中華そばも並750円だけではなく小640円もある。また、15時までのランチタイムは、中華そば並か小と焼飯並か小とのセットをお得な値段で提供している。この日は中華そば並750円と焼飯小430円のランチセット950円にした。
　麺はストレートの中太。加水率が余り高くはないようで、歯応えは弱めでコシは感じられず、パツパツ、ポクポク？とした食感だ。これらの点は京都の本店とは異なるし、麺の味みたいなものも感じない。スープは京都ブラックと呼ばれてもいいくらい醤油色が濃い。しかし、塩加減はちょうどよく醤油の風味も穏やかで飲みやすい。ただ、これも本店と比べると豚骨の旨味が薄いように思える。具材は大きめの薄切りチャーシューが５〜６枚と茹でモヤシに木口切りの青ネギ。チャーシューは脂身の付き方からすると肩ロースだろうか。軟らかい上に肉の旨味が十分に味わえ、味的にも量的にも満足。ネギが本店のような九条ネギではないので、辛味はあるは、ジャキジャキと食感は硬めだし、風味も弱く、これに関しては極めて残念。
　賃料が高いであろう秋葉原で、本店と同じ値段で提供するとなると色々と無理が生じるのだろう。仕方がない話だ。

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