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味噌らーめん@あさひ町内会・板橋区板橋区役所前

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写真: 味噌らーめん@あさひ町内会・板橋区板橋区役所前

写真: 得製つけめん@風雲児・渋谷区新宿 写真: 勝浦タンタン麺@ビンギリ・杉並区荻窪

あさひ町内会
  板橋区板橋3-5-1 リビオタワー板橋105

 三ん寅@江戸川橋(http://photozou.jp/photo/show/3181738/266526283)と違って暖簾分けではないものの、三ん寅の店主さんと同様、味噌ラーメンでは超有名な札幌の「すみれ」で10年以上も修業し何店かの店長も務めたという経歴を持つ方が今年の2月にオープンさせたお店。純すみ系は大好きだが、北海道以外のお店は極めて少ないので少しでも増えることは大変嬉しい。お店はカウンターとテーブル合わせて15席ほどの中箱だが、厨房に2名、フロア担当も2名と総勢4名体制なのには少しビックリ。この日は土曜日だったにもかかわらずお昼前だったためか待ち無しでスッと入れたが、店頭には「並び方」のお願いペーパーが複数枚貼ってあったし、実際、この日も12時に近づくにつれ店頭に並ぶ人が増えるなど人気店になっているので、混乱防止のための仕事を見込んでのことなんだろう。メニューは、味噌のほかに醤油、塩、辛味噌や昔懐かしの醤油味や味噌味という特別メニュー、さらにはカレーライスも用意されていて、札幌味噌ラーメンのお店にしてはバリエーションが豊かだ。今回は初訪のため、まずは基本の味噌ラーメンのボタンをポチッとな。850円。トッピングのコマ肉150円はお得に思えるが、初めてだし、最近、確実に豚になりつつあるので今回は見送った。
 麺は縮れ太麺。しっかりした歯応えを感じる茹で加減で、ゴワッ、ボソッとしつつもシコッとした弾力を感じる札幌味噌ラーメンにふさわしい低加水麺の食感だ。店内に積んであった麺が入った段ボール箱には森住製麺と札幌の有名製麺所の名前が書かれていた。スープには多めに油が浮いているものの湯気が立っているのが分かる。三ん寅では湯気は全く立たなかったことからすると、こちらのお店では札幌ほど寒くはならない東京に合わせてラードの量を減らしているようだ。味噌の風味もそれほど強くはなく、また辛味も感じないなどかなりマイルドな味わいだ。一方で、ちょっとしょっぱいのは北国的。また、札幌味噌ラーメンらしい炒め野菜の香ばしさに欠ける一方で、具材のモヤシの匂いがスープに溶け出しているのは残念だ。純すみ系らしくチャーシューの上におろしショウガが載っているが、それを途中でスープに溶き込んでもそれほど味が変わらないのは意外。肩ロースを使ったチャーシューは、パッと見小さいもののスープから引き上げるとそれなりの大きさだった上に、厚いところでは1cm近くも厚みがあり全く予想外にボリューミーだ。お箸で強めにつまめばホロッと崩れるくらい軟らかく、厚みがあるためか旨味も感じられ思わず顔がゆるむ。メンマは細めのものが数本。風味や味よりもコリッとした強めの食感が箸休めとして有効だ。
 前述のように少ししょっぱいスープだったため、勿体ないなとは思いつつ飲み切ることはせず少し残した。23区内にはあと数軒純すみ系のお店があるようなので、時間をかけても回りたい。

・お気に入り度:○

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