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あっさり瀬戸内いりこ特製ラーメン@古田島・千代田区神保町

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写真: あっさり瀬戸内いりこ特製ラーメン@古田島・千代田区神保町

写真: 和え玉・中@古田島・千代田区神保町 写真: 白だし特製ワンタン麺(ハーフ)+味付玉子@八雲・目黒区池尻大橋

瀬戸内いりこラーメン 古田島
  千代田区神田神保町2-20 ワカヤギビル1階

 居酒屋のランチタイムにラーメン専門店として昨年の秋から営業しているお店。店頭には「間借りラーメン店」という張り紙もあったが、唐揚げ等の定食も出していること、居酒屋のレジをそのまま使っていること等からすると、間借りではなく二毛作だろう。メニューはノーマルと+味玉+チャーシュー増量の特製を、あっさり、中濃、特濃の3種類のスープで提供している。メニューには、山口県産いりこ生産量の95%を占める周防大島で食べられているラーメンをリスペクトし、「かえし、油、スープ全てに周防大島いりこを使用、身体にやさしい無化調ラーメン」を仕立てたそうだ。山口に住んだことはないが、同じ中国地方の広島及び岡山で暮らした経験から、彼の地にはドロドロとしたいわゆるセメント系はないことから、あっさりを特製で、さらに足りないだろうと思い、ラッキーなことに替え玉相当の和え玉の半玉(75g)があったのでそれをお願いした。居酒屋なので券売機はなく、口頭注文の退店時会計方式で、値段は950円+100円。
 麺はストレートの中麺。麺肌はつるりとしていて、噛むとシコシコだが思いのほか弾力があるので一噛み二噛みでは噛み切れない。しっかりした製麺所の麺を使っているのだろうなと思い調べると、RDBによれば菅野製麺製とのこと。なるほどと納得だ。スープは煮干し(筆者注:カタクチイワシを煮て干し上げたものを西日本ではいりこ、東日本では煮干しと呼んでいて両者は同じもの)の風味がしっかりと感じられるが、独特の臭みや苦み、えぐ味などはきちんと抑えてあり、瀬戸内で食べられている中華そばの再現性は高いと感じた。断言はできないがアニマルオフだと思う。このスープでは煮干しが弱すぎると思うなら中濃あるいは特濃を選ぶべきということだろう。チャーシューは、ストレート豚バラ1枚にその半分よりも少し大きめのロース肉1枚。どちらも軟らかく、部位なりの味が楽しめる。味玉は黄身がトロトロなのに流れ出さない不思議な出来上がりだった。他に、煮干風味に負けない程よい青臭さの小松菜、やはりタマネギでしょうと思ってしまう色紙切りの白ネギに頭を取っただけの煮干し1尾。
 食べ終わる少し前に店員さんが和え玉を運んできてくれた。・・・(和え玉・中に続く)

・お気に入り度:○

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