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広島つけ麺・大辛・中盛@まるとちび・豊島区池袋

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写真: 広島つけ麺・大辛・中盛@まるとちび・豊島区池袋

写真: ガツンラーメン@ガツン扇橋店・江東区住吉 写真: らーめんmacro+特選こだわり煮玉子@人類みな麺類東京本店・渋谷区恵比寿

広島つけ麺 まるとちび
  豊島区西池袋3-26-6 天沼ビル1階

 東京では広島つけ麺を提供するお店は数えるほどしかないので、なかなか食べられない。そんな中、新たに池袋と新大久保にお店があることを知ったのでまずは池袋から。どうも夜は焼き鳥屋さんのようで、そこの二毛作か間借りかは知らないが、おじさん一人で営業していた。メニューが無い代わりにオーダーシートなるものを手渡され、一蘭よろしく好みや追加オーダーを記入していくやり方だ。オーダーシートには広島つけ麺かまぜそばを選ぶようになっていて、店頭のメニュー看板を見た限りではまぜそばも広島つけ麺を汁なしにしたもののようだった。メインの食材はチャーシュー、蒸し鶏、納豆、山芋、かわめのうちどれか一つなので蒸し鶏を選び、また、麺量は並盛だとわずか150gしかないとのことなので半玉分を+100円で追加した。なお、麺を1玉分足して大盛にするには+200円になる。そして、味のポイントとなる辛さについては、5倍の小辛、10倍の中辛、15倍の大辛、20倍の激辛までが同額無料、激辛以上は10倍刻みで10倍ごとに100円アップとなっている。どのレベルにすればよいのか想像がつかないためおじさんに尋ねると、「辛いもの好きな方は、激辛を頼まれることもあります。」とのことだったので、無難と思われる大辛にした。この辛さについては、統一的な基準がないため各店バラバラで、特に初訪の場合はどのレベルにすべきか大いに迷うので、関係者で相談して何らかの目安でも示してもらえるとありがたいと切に思う。各項目についておじさんから説明を受ける途中、目黒区西小山にある「麺屋 球」で修業したことを告げられた。知らないお店だったので帰宅後調べたところ、カープ一色の広島つけ麺屋さんと魅力的なお店であることが判明した。これで貴重な広島つけ麺屋のストックがまた一つ増えた。
 配膳されたつけ麺は、広島のお店で出されるものとよく似ていて、つけダレは表面がほぼ真っ赤で白ゴマが浮かび、麺は大きな平皿にたっぷりの各種野菜や肉とともに盛られ、見た目からして健康的に思える。麺や野菜の上には仕上げにレッドペッパー?と乾燥パセリが振りかけてあり彩り的に美しい。麺は緩いウェーブがついた中麺。麺肌はなめらかで、このためチュルンと、噛めばシコシコとした食感で小気味よい。つけダレは意外にもゴマの風味が強めで、担々麺スープのような味わい。とは言え、そう強くはないが酸味があること、麺だけではなくつけダレも十分に冷えている点が広島つけ麺のセオリー通りだ。辛さはさすがにピリ辛とは言えないが、最終盤になってようやく額に汗がにじみ出す程度で、体調によっては激辛の選択もアリだと思う。麺皿には茹でキャベツを冷やしたもの、同じく冷たい茹でモヤシ、スライスオニオン、白髪ネギにほぐした蒸し鶏が十分な量載る。これらの具材少しと麺を一緒につけダレに潜らせ食べるのが広島つけ麺の醍醐味だ。途中で、添えられている櫛切りレモンを麺の上に絞って少し雰囲気を変えて食べ進める。そうこうしているうちに、225gの麺などあっという間に完食。つけダレも薄まっていたので少し飲んでご馳走様でした。
 これからの蒸し暑い季節、辛酸っぱく冷たい、野菜たっぷりの広島つけ麺で元気に過ごそう!と店主さんと意気投合した。

・お気に入り度:〇

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