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らーめんmacro+特選こだわり煮玉子@人類みな麺類東京本店・渋谷区恵比寿

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写真: らーめんmacro+特選こだわり煮玉子@人類みな麺類東京本店・渋谷区恵比寿

写真: 広島つけ麺・大辛・中盛@まるとちび・豊島区池袋 写真: あん肝の和えそば・木の芽トッピング@稲荷屋・台東区稲荷町

人類みな麺類東京本店
  渋谷区恵比寿西2-10-3 プラネックスアンペール1階

 大阪で大行列を作るお店が東京に進出してきた去年の7月以降、ずっと行かなくちゃと思っていたが、なかなか足が向かず放置していた。緊急事態宣言発令中の平日、しかも雨がしとしと降る生憎の天気なら行列も短いだろうと思い向かった。11時半前に着くと、予想を通り越して列はなく、店内も先客は数名と静かな雰囲気だった。メニューは、創業当初から提供されているカツオ油がアクセントの「らーめん原点」、醤油が持つ香ばしさ、酸味、苦味などを強く感じることができる「らーめんmicro」、貝と淡口醤油であっさりと仕上げた「らーめんmacro」と醤油ラーメンばかり3種類で、価格はいずれも1000円。3種類の違いが今一歩理解できないまま、一番人気という標記を83円の味玉付きで願いした。なお、こちらは、それなりの規模がある新店にもかかわらず券売機はなく口頭注文とは珍しい。
 麺は弱縮れの太麺。第一印象はシコシコと思ったが、実は強い弾力があって相当プリプリしていて簡単には噛み切れない。何度も奥歯で磨り潰すうちに徐々に短くなっていくような感覚だ。お店に入ってすぐの右側がシースル仕様の製麺室になっており、ここで打たれた麺だろう。ちなみに、製麺室に置いてあった小麦粉袋には「nippn めんたくみ」という銘柄の紙袋がいくつも積み上げられていた。スープは確かに貝出汁由来のうまみを感じるが、何だろう、何かよく分からないし上手く言い表せないが、香ばしいような風味をしっかりと感じる。淡口醤油なので醤油の風味が強いわけはなく、貝は旨味はあるものの煮出しただけでは風味は乏しいし、ひょっとしてチャーシュー由来か?そんなことで少し混乱するが、十分な旨味の鶏出汁に貝の旨味が加わり、主張のほぼない醤油で塩味が整えられていて、すっきりとした味わいで美味しく、いくらでも飲める気がする。チャーシューは豚バラ肉を繊維がほぐれるほど軟らかく煮て、仕上げに皮側をバーナーで炙ってある。縦横ともそこそこの大きさがあり、かつ、厚みも2cmはありそう。もはやチャーシューというよりは角煮そのもの。実際、食べても結縄そばに載るラフテーのような食感・味わいだった。トッピングの味玉は「特選こだわり〜」とネーミングされている割にはごく普通の出来。枕木メンマは薄味の味付けで、ジャキッと食感はやや強め。厚めにカットされた木口切りの白ネギは、スープは強くはないのに相性が抜群。
 ラー本によれば麺量は150gとのことで、完食完飲すればチャーシューと味玉でお腹はそこそこふくれるだろうと思っていたが、実際はそうはいかなかった。とは言え、もう一軒はご法度なのですごすごと退散した。

・お気に入り度:〇

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